不動産業者にはどんな種類があるのか?

業種研究

不動産業界の歩き方
ブログ版/不動産業界の歩き方
というサイトを引用させていただきます。

不動産仲介の世界

■ディベロッパー(developer)
規模の大きい土地開発等を手がける会社は、ディベロッパー・開発業者に分類されます。このような会社は、系列子会社に不動産販売会社を持っています。
※開発業者(developer)。大規模な住宅開発や都市再開発、リゾート開発などをする業者です。

■新築マンションの分譲
マンションを企画・設計・施工・販売・管理する会社(グループ)。大きな会社は、系列子会社に販売を受託するケースが多い。親会社は「建設業界・ゼネコン」に属します。

■不動産販売会社
土地分譲や建売住宅・新築マンションを売主または代理して販売しています。ここで建売を建築していると、その会社は建設業界にも属します。

■不動産仲介会社
他人・他社の所有する不動産を仲介(紹介・斡旋)する会社です。全国に支店がある大手企業から、いわゆる「父ちゃん社長・母ちゃん専務」のお店まであります。

■賃貸系企業
賃貸マンションやアパートの仲介等をしています。大きい会社では、親会社の不動産を運用するための専門会社や、マンション分譲会社の子会社などもあります。また最近では賃貸専門のチェーン店や、フランチャイズ系の会社もあり、ご存知の方も多いでしょう。

■銀行系
銀行は系列子会社に不動産会社があり、そこで不動産を取り扱いしています。顧客は預金顧客(個人・法人)がメイン。通常より物件の取り扱い価格が高い(高級)傾向があります。経験して損はありません。

■不動産証券化ビジネス
不動産証券化とは、不動産の運用益を投資家に分配することを約した契約書(証券)と引き換えに投資を募集する仕組みです。

■コンサルティング系
依頼者の不動産活用に関して企画・アドバイス等をして、報酬を得ます。トラブル相談なども対応します。今後、不動産コンサルティング系は大きく伸びると思います。

■競売ビジネス
裁判所による「競売」で不動産を落札し、手を加えて商品化して販売します。落札した物件を不動産業者に卸す場合もあります。強制執行等の法的強行手段で、立ち退き等を行う事も多く、特殊な仕事です。

■任意売却ビジネス
住宅ローン・その他の債務について、その支払いができない状態が続くと「競売」になりますが、その前に債務者と債権者の間で「売却」による解決を提案する仕事です。その「任意による売却」の仲介をします。お勧めはしません。

■マンションの買取り業者
最近、増えてきました。中古マンションを買取り、リフォームして再販する業種。営業は、仲介業者等に飛び込み訪問します。マンションを買取るノルマがあります。もちろん安くないと買いません。そこが難しいところ。

■投資マンション販売系
都心のワンルームマンションを分譲・販売する仕事です。販売と同時に賃貸も斡旋しますので、購入者は家賃収入を得る事ができます。営業手法は電話営業・テレアポです。お勧めはしません。不動産の知識は要りません。
ほかの参考になるサイト
不動産業界の転職裏情報

職種

プロパティマネジメント

プロパティマネジメント(Property Management、略称:PM)とは、主に不動産に関する資産の管理を行う業務のこと。

具体的な業務としては、建物の物理的な維持・管理業務、不動産を賃借するテナントの誘致、交渉、賃貸借業務の代行、賃料・共益費などの請求・回収、トラブル時の対応などがある。

リーシングマネジメント

リーシングマネジメントとは、オーナーサイドの立場でテナントの募集や入居交渉、並びに契約業務と更新、解約など契約関係の管理業務を行うこと。

リーシングプランナー

不動産賃貸営業

業界が抱える一番の課題・長時間労働

不動産業界が抱える一番の課題「働き方改革」にはIT化が必須?|SmartDrive|移動データプラットフォームで移動の進化を後押しする
2019年10月に予定されている消費税率引上げによる駆け込み需要や、オリンピック特需の影響により現在、活況を呈している不動産業界。とくに都内では商業ビル開発やタワーマンションの建設ラッシュが続き、不動産の売れ行きや賃貸状況も好調です。しかし、この不動産市場の好景気は永遠に続くものではなく、オリンピック開催時期を境に冷え...

不動産業界では賃貸・売買を含め、高額商品を取り扱っている関係上、内覧・商談・契約に時間を要することが理解できます。さらに車両での移動も多いですし、そこへ毎日の細かな事務作業が加わるとなると、長時間労働になってしまうことも容易に想像できるかもしれません。

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